エミリーブラント オールユーニードイズキル

アメリカの映画評論サイト”Rotten tomato”で90%という高評価を得ており、”filmarks”でも☆3.7と比較的高評価。 なんといっても日本のライトノベル「All You Need Is Kill / 桜坂洋」がハリウッド映画化されたというのが素晴らしいです。しかもトム・クルーズとエミリー・ブラントで。 実際、CGやストーリー構成にもかなり力が入っていますが、原作と異なる部分も多いため、日本での評価は若干低くなっているようです。 映画公開 … タイムトラベル映画では … sf映画ではもはや定番となりつつも、下手すると根幹をなす設定が破たんしかねない「タイム・トラベル」という題材。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は「タイム・トラベル」をメインに、シンプルな描写とありそうでなかった斬新な展開で主人公ケイジの成長を描いた作品です。 1991年生28歳。, yusuke-to-yondekudasaiさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog 留学なし、独学で英検1級、TOEIC980点、TOEIC SW170/200,中国語検定2級を達成。 オール・ユー・ニード・イズ・キル 特集第4弾 日本公開直前!! オール・ユー・ニード・イズ・キルキャラクターウィリアム・ケイジ戦闘経験のない兵士で生きることに全てを注いでいたが、それが反感を買って戦場へ。偶然時間をループする能力を手に入れた。リタ・ヴラタスキ"Full Metal Bitch& 日本の人気SF小説『All You Need Is Kill』(集英社スーパーダッシュ文庫刊)をハリウッドにて実写化した『 オール・ユー・ニード・イズ・キル 』(2014)続編映画を、ヒロインのリタ・ヴラタスキを演じた エミリー・ブラント が望んでいる。. | | ブログを報告する, 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ラストシーン考察~ケイジとオメガの「あるもの」の争奪戦~. 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(原題: Edge of Tomorrow、別題: Live Die Repeat)は、ダグ・リーマン監督によるアメリカ合衆国のタイムループを題材にしたSF映画である。桜坂洋による日本のライトノベル『All You Need Is Kill』を原作に、ダンテ・W・ハーパーらが脚本を執筆した。出演はトム・クルーズ、エミリー・ブラントらである。アメリカでは2014年6月6日より3D及びIMAX 3Dで[3]、日本では同年7月4日より公開された[4]。, 英語圏では "Edge of Tomorrow"という題名で公開され、日本では原作小説に準じ『オール・ユー・ニード・イズ・キル』というタイトルで公開された。英語圏ではソフト発売の際に、映画公開時のキャッチコピーに準じた "Live Die Repeat"(リブ・ダイ・リピート)という英題に変更された[8]。, エイリアン[9](敵対的な宇宙人)の侵略を受けている近未来の地球を舞台に、敵が人類に勝つために引き起こしている時間のループに巻き込まれてしまった主人公が、出撃しては戦死する2日間を何度も繰り返すうちに経験を積んで強くなり、ループの原因となっている敵を倒す方法を見つけ出して勝利を掴むまでを描く。主人公の記憶と経験のみが過去への時間移動を繰り返すという、「ループもの」と呼ばれるジャンルの作品である。トム・クルーズが演じる主人公は当初、臆病で軟弱な人物として登場し、映画が始まって程なくして呆気ない死を迎えるという、演じた俳優のパブリックイメージを覆すような描かれ方がなされるが[10][11][12][13][14]、この主人公はループする時間の中で死を繰り返す過程で劇的に成長し[10][12]、やがて俳優が過去に演じてきたヒーローを想起させるような人物となっていく[11]。こうした筋書きは、観客をヒーローに感情移入させる仕掛けにもなっている[10][12]。, 原作小説は2004年に日本でライトノベル[15][11]、すなわち表紙や挿絵に漫画的なイラストを用いた中高生向けの娯楽小説[16][注釈 1]として出版されたが、これが2009年に英訳されてアメリカ合衆国で出版された際、校正段階の試し刷りを読んだプロデューサーの目に留まり、実写映画化の企画が立ち上がった[11]。オタク向けのマイナーな文学と見られがちな日本のライトノベルがテレビドラマや実写映画の原作となることは少なく[19]、特に本作のように大作のハリウッド映画として実写映画化されることは初めてであり[10]、そうした面では異色の映画作品であり[11]、日本のエンターテインメント小説にとっての快挙であった[20]。日本での公開時には「日本原作、トム・クルーズ主演」というキャッチコピーが銘打たれるなど、世界的なスター[21]でもある主演男優と日本原作の娯楽小説という取り合わせが宣伝された。, 原作小説は日本の千葉県南部や、東京の遥か南方に位置するという設定のコトイウシという架空の島が舞台となっていたのに対し、映画版の舞台はイギリスのロンドンを中心に、フランスの沿岸部やパリ、ドイツなどの欧州地域に置き換えられている。また、主人公をはじめとする登場人物の設定や、結末などのストーリーなども大きく変更されており[22][10][23]、原作においてツンデレの美少女キャラクターであったヒロインはマッチョな女性軍人に[22]、ドジっ娘の眼鏡キャラクターであった女性整備士はオタク的な雰囲気の男性科学者へと変更されるなど[22]、ライトノベル的な萌え要素が削られてハリウッド映画的な作風へと置き換えられている[22][18]。一方で作品の根幹となるループの設定や[22]、中盤の展開[18]、テーマ性[23]などは原作を踏襲しており、日本原作らしい情緒[10]を残したものとなっている。, 近未来。地球は「ギタイ(Mimics)」と呼ばれる宇宙からの侵略者[注釈 2]により、滅亡の危機に晒されていた。人類側の統合防衛軍[注釈 3]は敵の強大な戦力に対して劣勢な戦いを強いられていたが、「ヴェルダンの女神」「戦場の牝犬」の異名で知られる英雄リタ・ヴラタスキの活躍によって反撃の糸口を掴み、機動スーツと呼ばれる歩兵用パワードスーツの投入によって、欧州地域における大規模な殲滅作戦を立案する。軍属の報道官であったウィリアム・ケイジ少佐は、殲滅作戦を指揮するブリガム将軍から戦場の現地取材という任務を命じられるが、危険な任務から逃れたい一心でそれを拒否し、報道官としての立場を乱用して将軍を脅迫しようとしたため、将軍の不興を買って地位を剥奪され歩兵として最前線に送られてしまう。, ウィリアムが配属されたJ分隊の兵士たちは彼に非協力的で、ウィリアムは武器の安全装置を解除する手順すらレクチャーされないまま殲滅作戦に参加させられる。統合防衛軍の目論見に反して戦況は圧倒的に劣勢で、J分隊の仲間や、英雄であるはずのリタも次々と戦死していく。武器が使えず逃げ惑うばかりで何の戦果も上げられなかったウィリアムも最期の勇気を振り絞り、自爆用に渡されていた地雷を使い、青白く輝く獣のような姿をしたギタイと相打ちになって死亡する。ところが次の瞬間、ウィリアムは意識だけが時間を遡り、出撃前日まで戻るという怪現象を体験する。既視感を覚えつつも同じ2日間を過ごし、同じように劣勢な戦場で戦死し、再び前の時間に戻ることが繰り返されるにつれ、ウィリアムは自分が死ぬと同時に、体験した記憶はそのままに、出撃前日に遡るというタイムループに巻き込まれてしまっていることに気付く。, 理由は分からないながらもループする戦場で生き残るため、ウィリアムは敵の攻撃パターンを覚えて戦い、リタを死ぬはずの運命から助ける。するとリタから、彼女もまた以前タイムループに巻き込まれた経験があり、今はその能力を失っていることを告白される。リタによれば、時間のループはギタイ側が自らの未来を有利なものに変えるために起こしている現象であるという。ウィリアムは最初の戦いにおいて、未来から過去へと情報を伝送する役割を持った「アルファ・ギタイ」と呼ばれる個体と相打ちになりその青い体液を浴びたため、偶然にギタイからループ能力を奪って身につけたのだという。ウィリアムはリタとその協力者であるカーター博士から、奪取したループ能力を利用することが人類がギタイに勝利する唯一の希望となること、このことを他の人間に話せば人体実験の対象とされてしまう未来しかないこと、ギタイとの戦争に勝利するためには「オメガ・ギタイ」と呼ばれる個体を探し出して敵のループを止める必要があること、さらに輸血を受けるとタイムループの能力は失われてしまうことなどを告げられる。, ウィリアムはループ開始時に監視を抜け出してリタとカーター博士に事情を説明するところから繰り返し、何度死んでも生き返れる特性を生かして過酷な訓練を受け、敵の出現位置や攻撃パターンを覚えていく。そしてギタイ側がループ能力を奪った人間を探し出す過程で見せるとされる幻覚を逆利用して、オメガの居場所がドイツにあるダムの地下であると特定し、リタと共に戦場を突破してその場所を目指そうとする。そして次第にウィリアムはリタに惹かれていく。しかしリタは途中のある一点から先へと進むことができず、ウィリアムの制止を振り切って名誉の戦死を選んでしまう運命であることが判明する。ウィリアムは自暴自棄になり、以降のループで戦場から逃亡するようになるが、結局どこへ逃げても人類がギタイに滅ぼされる結末からは逃れられないことを再確認する。ウィリアムは逃げることもリタと共に進むことも諦め、一人でオメガの居場所とされる場所へと辿り着くが、結局ギタイ側が見せていた幻覚はウィリアムを誘い出してループ能力を奪い返すための偽の情報に過ぎず、オメガの居場所はそこではなかった。ウィリアムは罠を振り切って脱出する。, 今までの試みが徒労であったことをリタとカーター博士に告げるウィリアム。するとカーター博士は、ギタイ側が見せる幻覚に頼らずにオメガの居場所を逆探知する技術は他にもあり、しかしながらそのための機材は、ウィリアムを戦場送りにした人物でもあるブリガム将軍が取り上げてしまったという。ウィリアムはタイムループ能力を使って将軍の警備を掻い潜り、どのような交渉をすれば将軍を説得でき、将軍の護衛からの追撃を逃れることができるかを幾度となく繰り返し見極め、将軍から奪った機材を用いて、オメガの居場所がパリのルーヴル美術館にあるガラスのピラミッドの地下であることを突き止める。しかし、それと引き替えに逃走中に大怪我を負ったウィリアムは輸血を受けたことにより、タイムループの能力を喪失してしまう。, 二度と失敗はできないという状況の中、ウィリアムは繰り返してきたループの経験と、既に英雄として顔が知られているリタの協力により、それまでのループでは非協力的であったJ分隊を味方につけ、航空機と武装を盗用してパリへと乗り込む。ギタイ側の防衛も手厚く、J分隊の隊員たちは次々と戦死しリタも倒れるが、ウィリアムはループの中で繰り返してきた戦闘経験に支えられ、死力を尽くして戦い、オメガと相打ちとなる。しかしウィリアムは死の直前、再び青い体液を浴びたことからループ能力を再獲得し、ブリガム将軍と出会って地位を剥奪される直前の時間まで戻る。ウィリアムが戻った先の時間では、未来でオメガが破壊されたことによってギタイたちは全滅しており、人類はギタイに勝利していた。地位を回復したウィリアムがリタに会いに行くと、彼女は初対面のウィリアムに対して不思議そうな顔をする。しかしウィリアムは、再びリタと再会できた喜びに頬を緩ませるのだった。, 2009年、桜坂洋による2004年の小説『All You Need Is Kill』の映画化権を取得した3アーツ・エンターテイメント社は[39]、小説を基にしたダンテ・W・ハーパーの脚本の売り込みを始め、2010年4月、ワーナー・ブラザースが300万ドルの契約で購入した[40]。プロジェクトは同スタジオ下で企画が進み、ダグ・リーマンが監督として雇われた[41]。, スタジオは当初主演としてブラッド・ピットを構想していたが[42]、2011年12月にトム・クルーズが選ばれた[43]。トムの年齢に合わせるため、ジョビィ・ハロルドによって脚本が書き直された。, 撮影は2012年9月にロンドンとワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンで始まった[44]。同年11月には撮影のためにトラファルガー広場が完全封鎖された[45][31][46]。トラファルガー広場は映画の冒頭および結末で主人公がヘリコプターから降り立つ場面の舞台として登場するが、この場面に登場するヘリコプターはCGではなく実機が用いられている[47][48]。トラファルガー広場には過去にイギリス軍のヘリコプターが緊急事態で着陸したことがあるものの、映画の撮影でヘリコプターが着陸するのは前例のないことであった[49][48]。この場面はトム・クルーズの思いつきで決まったものである[49][46]。, 映画監督のジェームズ・ガンが2014年のお気に入りの映画12本の中で本作を挙げている[50]。, 2016年9月2日、日本テレビ系列の『金曜ロードSHOW!』で地上波初放送(二ヶ国語放送 / 文字多重放送 / データ放送)[52]。, あやうく死亡事故になりかねない事故が起きていたという。トムを乗せた車を運転していたエミリーは、右回りするタイミングでトムが小声で「ブレーキ、ブレーキ...。やばい、ブレーキを強く! 強く踏め!」と繰り返すのが聞こえたが、「私がブレーキを踏むのが遅れて、車が木に突っ込んでしまったの。危うくトムを殺すところだったわ」とトーク番組で語っている[53]。, ページにノンブルが振られていない冊子については、表紙を1ページ目として数えたページ番号を[ ]内に記す。, ライトノベルはさまざまなジャンルを内包するために内容面に踏み込んで定義することは難しく, 原作小説の主人公であるキリヤ・ケイジは、ギタイが引き起こしているタイムループに巻き込まれた体裁であるため、キリヤと共にギタイもタイムループを繰り返して経験を積んでいく体裁となっているのに対し、映画の主人公であるウィリアム・ケイジは、ギタイのタイムループ能力を奪って身につけたという体裁になっており、ループ能力を奪われたギタイ側は経験を蓄積する機会を失っている描写となっている。, “Ramin Djawadi to Score Doug Liman’s ‘Edge of Tomorrow’”, http://filmmusicreporter.com/2013/09/04/ramin-djawadi-to-score-doug-limans-edge-of-tomorrow/, Full Announcement, Release Date for All You Need is Kill, “桜坂洋原作、トム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』特報映像が解禁!”, http://cinetri.jp/news/allyouneediskill_rls/, トム・クルーズ『オール・ユー・ニード・イズ・キル』→『生きる、死ぬ、繰り返す』にタイトル変更!, http://wpb.shueisha.co.jp/2014/07/11/32610/. オール・ユー・ニード・イズ・キル Edge of Tomorrow サンディエゴ・コミコン でのスタッフ・キャスト(左からダグ・リーマン、トム・クルーズ、エミリー・ブラント、アーウィン・ストフ、ビル・パクストン、クリストファー・マッカリー) 俳優「エミリー・ブラント(エミリーブラント,Emily Blunt,Emily Blunt,エミリー・オリヴィア・レア・ブラント)」が携わった映画20作品を紹介。「ジャングル・クルーズ(2021年8月13日(金))」のキャスト。「クワイエット・プレイス(2018年9月28日(金))」の出演(Evelyn Abbott 役)。 !映画評論家3名が保証する……“これまでにない”《設定》《トム・クルーズ》《ヒロイン》, 映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」特集、原作者・桜坂洋が発想の源泉と映像化への期待を語る(1/3), http://animeanime.jp/article/2014/07/16/19463.html, http://www.asahi.com/articles/DA3S11227776.html, Blunt joins Cruise in 'All You Need Is Kill', Bill Paxton In Talks To Join Tom Cruise In All You Need Is Kill, Charlotte Riley Joins Tom Cruise In All You Need Is Kill. 監督:ダグ・ライマン 出演:トム・クルーズ エミリー・ブラント チャラ男トム・クルーズのゲームブック人生 日本原作の超大作がこの夏は続くわけだが、圧倒的イチオシの「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は、原作要素を大幅に改編した大胆さが功を奏した。 エイリアンの侵略を受けている近未来の地球。 戦闘中にケイジ(トム・クルーズ)は戦場で何度も死に、そして蘇るというループを繰り返します。 なぜループが起こるのか?わからないまま、次第にケイジは敵の攻撃パターンを覚えて戦います。 ループを繰り返しながら、謎に近づいていくケイジ。 はたして、エイリアンとの闘いに勝てるのでしょうか? 「オール・ユー・ニード・イズ・キル」85点 (100点満点中) 監督:ダグ・ライマン 出演:トム・クルーズ エミリー・ブラント チャラ男トム・クルーズのゲームブック人生 2016-05-03 17:42, 語学学習法を紹介しています。 ブログを報告する, 自分だけが何回も世界をループしている中で、主人公がどうやって解決の糸口を見つけていくのかがやはり見所で、, もちピザを作って食べてみた感想。自宅でグルテンフリーピザは作れます!【小麦なしピザ】, バイリンガールの炎上が可哀想で見てられない!いじめてる奴はマジでいい加減にしろ【全面擁護】. エミリー・ブラントとジョン・クラシンスキー(2013年) 約3年間、 カナダ 人歌手の マイケル・ブーブレ と交際していたが、2008年7月に破局 [11] 。 同年秋頃からアメリカ人俳優の ジョン・クラシンスキー と交際、2009年8月に婚約 [12] 、2010年7月10日に結婚 [13] 。 『オールユーニードイズキル』では、トムクルーズはエミリーブラントに恋をするんですが、せっかくいい感じになっても、死んで戻るとまたエミリーブラントはトムクルーズのことを何も知らない状態に戻るわけです。これはキツイ! 過去に戻って今を変える. 日本人作家・桜坂洋のSF小説『All You Need Is Kill』(集英社スーパーダッシュ文庫刊)をハリウッドが実写化した、映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)の続編企画が再び進行していることがわかった。米Deadlineなどが報じている。, 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、『ミッション:インポッシブル』シリーズのトム・クルーズ、のちに『ボーダーライン』(2015)『クワイエット・プレイス』(2018)に出演したエミリー・ブラントが主演を務めたSFアクション映画。トム演じる主人公の軍人ウィリアムは、宇宙からの侵略者との戦いの中で“死亡するとその前日に戻る”というタイムリープ能力を手に入れ、エミリー演じる軍曹リタに鍛えられながら、戦場で「戦い、死に、目覚める」ことを繰り返して成長していく。, 報道によれば、続編企画で脚本を執筆しているのは『ウソから始まる恋と仕事の成功術』(2009)の共同脚本・共同監督、『モンスターハウス』(2015)原案を担当したマシュー・ロビンソン。2016年、ワーナー・ブラザースは本作に『栄光のランナー/1936ベルリン』(2016)のジョー・シュラップネル&アナ・ウォーターハウスを脚本家として起用し、2018年1月時点で作業が進められていることが明らかになっていた。現在はジョー&アナでなく、新脚本家のマシューによって執筆が行われているものとみられる。, トムとエミリー、前作を手がけたダグ・リーマン監督は、かねてより『オール・ユー・ニード・イズ・キル』続編製作に前向きであることを明らかにしてきた。そもそも、ファンの続編を求める声に応える形で企画が始動した経緯があったのだ。3人は脚本の完成後、その出来栄えを確かめてから契約交渉に入ることになるというが、以前から全員が企画に参加しており、今後はダグ監督とマシューが開発を進めていくとのこと。3人そろっての再登板が非常に有力とみられる。, プロデューサーには前作を手がけたアーウィン・ストフ&トム・ラッサリーのほか、ハリウッド実写版『Death Note/デスノート』(2017)や『ロックマン』、『進撃の巨人』などでプロデュースを担当する俳優のマシ・オカが加わった。なおエグゼクティブ・プロデューサーとして、「週刊少年ジャンプ」元編集長で、現在はGlobal SHONENJUMPのバイス・プレジデントを務める佐々木尚氏が就任している。, ちなみにトムは2019年4月まで『トップガン2(仮題)』を撮影しており、2020年1月からは『ミッション:インポッシブル』第7作・第8作(ともにタイトル未定)の連続撮影に入る予定。エミリーは2019年7月から『クワイエット・プレイス』続編(タイトル未定)の撮影が控えている状況だ。急ピッチで準備が進行した場合、2019年内に撮影が行われる可能性もあるだろう。逆にその機会を逃せば、トムは長期にわたって『ミッション:インポッシブル』に参加するため、撮影は2020年終盤~2021年までずれ込む可能性が高い。, THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。, 『ミッション:インポッシブル』第7作、ローマで撮影開始 ─ トム・クルーズ&ヘイリー・アトウェルが激しいカーアクション撮影か, 『ミッション:インポッシブル』最新作、トム・クルーズの列車アクションあり ─ 初参戦ヘイリー・アトウェルも搭乗、その意味とは, トム・クルーズ、『トップガン マーヴェリック』訓練協力の海軍パイロットに「真のヒーロー」と称賛, 『トップガン マーヴェリック』ヘルメット被るトム・クルーズに共演者が興奮「非現実的な瞬間でした」, 『ミッション:インポッシブル』第7作、スタッフのホテルにクルーズ船2隻を調達 ─ ノルウェーで撮影開始、1ヶ月間の見込み, DC映画『シャザム!』悪役Dr.シヴァナ登場、演じるのは『キングスマン』マーク・ストロング ─ ヒーローとヴィランの特別な関係語る. "Warners Makes 7-Figure Spec Deal For Japanese Novel 'All You Need Is Kill'". タイムトラベルをテーマとする映画は数多く存在します。今までに本当に多くのタイムトラベル映画が作られてきましたが、時間を移動するというテーマが共通していても、その他の要素の違いによって、どの映画にもそれぞれの特徴があり見ていて飽きないテーマです。, ぼく自身色々なタイムトラベル映画を見てきましたが、今回はその中でもおすすめの映画を紹介しながらいろいろ考えてみようと思います。, いちばん最近見たタイムトラベル映画として記憶に残っているのは、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』ですね。, オール・ユー・ニード・イズ・キル ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray], 近未来の地球。侵略者の激しい攻撃に、人類の軍事力ではもはや太刀打ちできなくなっていた。対侵略者の任務に就いたウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルー ズ)は、戦闘によって亡くなる。しかし、タイムループの世界にとらわれ、戦闘と死を繰り返す。そんな中、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラ ント)と出会ったケイジは、彼女と一緒に何度も戦闘と死を繰り返しながら戦闘技術を向上させ……。, 地球を侵略してきたエイリアンとの戦闘にトム・クルーズが駆り出されるんですが、死んだ後に何回も生き返ってまた戦闘の前に戻されるんです。ゲームみたいに。, ドカーンと殺されて一日の最初に戻る。またドカンとやられて最初に戻る。次も。またその次も。その度に同僚の全く同じ会話を聞き、全く同じ光景を見るわけです。, 何回も死んでいるうちにちょっとずつちょっとずつ前に進めるようになっていくんですが、死ぬたびに全く同じことをまた最初からやらなくてはいけないのが精神的にくるんですよ。, このような"何回も戻る系"タイムトラベル映画としては、『ミッション:8ミニッツ』も有名です。, シカゴで乗客が全員死亡する列車爆破事故が起こり、事件を解明すべく政府の極秘ミッションが始動。爆破犠牲者が死亡する8分前の意識に入り込み、犯人を見 つけ出すという任務遂行のため、軍のエリート、スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)が選ばれる。事件の真相に迫るため何度も8分間の任務を繰り返す たび、彼の中である疑惑が膨らんでいく。, ジェイクギレンホール扮する主人公のスティーヴンスは、列車爆破事故の原因を突き止めるため、爆発の前8分間の記憶の中に入り込みます。この映画でも、失敗するとまた8分間を最初からやり直すんですが、ループの3回目くらいから「もうやめてくれー」って感じなんですよ笑。, そんな見ている人の精神を攻撃してくるループ系のタイムトラベル映画ですが、自分だけが何回も世界をループしている中で、主人公がどうやって解決の糸口を見つけていくのかがやはり見所で、主人公が一歩前進するたびにこっちも「やった!」という気持ちになります。, 『オールユーニードイズキル』では、トムクルーズはエミリーブラントに恋をするんですが、せっかくいい感じになっても、死んで戻るとまたエミリーブラントはトムクルーズのことを何も知らない状態に戻るわけです。これはキツイ!, タイムトラベル映画ではよく、「過去に行って何かすることによって現在を変える」というのがテーマになります。一番有名なのは『ターミネーター』でしょう。2015年にリブート作品としてまた始まったのが話題になりましたね。, また、この『ターミネーター』に似ている作品として記憶に新しいのは、『X-MEN フューチャー&パスト』です。これは面白かった。, 2023年、バイオメカニカルロボットのセンチネルの攻撃により、X-MENと地球は危機的状況に陥る。プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)は 宿敵マグニートー(イアン・マッケラン)と共闘し、1973年にウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)の魂を送る。しかし、1973年の地球でセンチネ ル・プログラムの開発を阻止しようとする間も、2023年では地球滅亡の危機が迫っており……。, X-MENの世界では人間と、特殊な能力を持ったミュータントと呼ばれる新しい人類が存在しており、人間とミュータントがどうやって共存していくのかが大きなテーマとなっています。この『フューチャー&パスト』では、人間がミュータントを殲滅するために作り出しためちゃめちゃ強いロボットによってミュータントがほとんど殺されてしまった未来世界から話が始まります。, で、このままではミュータントが絶滅してしまうということで、魂を過去に送る能力のあるミュータントがウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)を過去に送り、ロボットをそもそも開発した科学者を殺してしまおうという話です。ターミネーターっぽいですね。, 上で挙げた2つの作品では、過去を変えることで現在が変わり、おおむねハッピーエンドになりますが、そうならないタイムトラベル映画もあります。有名なのは『バタフライ・エフェクト』でしょう。, 時折、短時間の記憶を 喪失することがあった少年エヴァンは、医師の勧めで治療の一環として日記を書き始める。大学生になり、記憶喪失の症状が丸7年起こらなかったことに喜び、 日記を読み返すと、その日記に書かれている過去の時点に戻れる能力がある事に気づく。自分のせいで幼馴染のケイリーの人生を狂わせてしまった事を知ったエ ヴァンは、過去に戻り運命を変える事を決意する。しかし、過去に戻り、選択肢を変えることによって変化した現在では、必ずエヴァン本人もしくは彼が救おう とした誰かが不幸になっていた。, これは、最初に紹介した"何回も戻る系"のタイムトラベル映画でもあります。過去に戻って選択肢を変えることで、現在を主人公の思う"良い方向"へもっていこうとするのですが、絶対に誰かは不幸になってしまっているんです。最後に主人公はどのような選択をするのか・・・?というのが見所。, このような「過去に戻って頑張るんだけどうまくいかない系」としては『12モンキーズ』もおすすめです。, ジェームズ・コールは、ウィルスによって全人類の99%が死滅し、生き残った人類も暗闇の地下に住むことを余儀なくされている2035年の未来からやってきた。犯罪者として服役中の彼が特赦を条件に与えられた任務は、ウィルスを散布したとされる「12モンキーズ」と名乗る団体を探り、ワクチンを作るために必要となる純粋なウィルスのありかを突き止め、それを入手することだった。, 個人的には、このような"うまくいかない系"のタイムトラベル映画が好きです。というのも、今が気に入らないから過去に行って、過去の選択を変えて今が変わってハッピー!・・・ってマジかよ!?って思ってしまうんです。, 昔こうしていたらなぁ・・・というのは人間なら誰しもが経験したことのある感情だと思うんですが、だからって別の選択をしたから全て良くなる・・・ってそんな単純な話じゃないでしょ、と思うのです。『バタフライエフェクト』のような、過去に行って選択を変えても全てうまくはいかないという設定の映画を見ていると、そのような深いことを考えさせられます。, タイムトラベル映画と聞くと、複雑にストーリーが絡み合った映画を想像する人も多いのではないでしょうか。実際、タイムトラベル映画にはよく話が練られている作品も多いです。たとえば『LOOPER/ルーパー』。, 未来からタイムマシンで送られてきた標的を消す、“ルーパー”と呼ばれる殺し屋のジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。ある日、ジョーのもとへ送ら れてきたのは、何と30年後の自分(ブルース・ウィリス)だった。ジョーは、未来の自分の殺害をためらい逃がしてしまうが、その後未来の自分から、やって 来た理由を明かされ……。, この映画はぼく個人としてはタイムトラベル映画では一押しです。ストーリーが絡み合い、すべてが繋がる最後のシーンではとてつもない快感があります。, 乗客の543名が死亡する悲惨なフェリー爆発事故が発生し、現場でひとりの女性の死体が発見されるが、捜査官のダグ・カーリン(デンゼル・ワシントン) は、どこか見覚えのある顔に思えてならなかった。ダグはクレアというその女性と会うのは初めてだったが、彼女の部屋を調べるとダグの指紋をはじめ、さまざ まな彼の痕跡が残されていた。, これらは脚本が作り込まれているところが面白いと思うのですが、悪く言えば"複雑でわかりにくい"と言えるかもしれません。, 実はこれはタイムトラベルもの全般でよくあることですね。話が複雑になったり、矛盾(に見えること)が生じたりして、それについて考え始めてワケがわからなくなってしまい、ストーリーが楽しめなくなってしまうパターンです。, しかし、タイムトラベルを題材としている以上、これは仕方ないことなんだと思います。矛盾点を含めて、タイムトラベル映画の醍醐味なんです。, ただ、ひとつタイムトラベル映画がわかるようになるためのヒントとして、時間軸を意識するといいかもしれないということに最近気付きはじめました。, さきほど紹介した『ターミネーター』や『X-MEN フューチャー&パスト』などは、時間の流れは下の図のような感じです。, つまり、時間の流れが1本であり、これ以外に時間軸は存在しないという設定なんです。なので、過去に戻って状況を変えれば単純にそれに従って現在も変わるわけです。, 過去が変わると、そこから新しい未来が分岐し、元の現在から続いていく世界はやがて消えてしまうという設定です。, という感じですが笑、この時間軸だけざっくり理解すると結構ストーリーがスッと頭に入ってきたりします。, 注意しなければいけないのは、こういう大事な説明を、主人公じゃないちょいキャラがサクっと説明したりすることなんですよね。セリフに注意を受けていないと聞き逃してしまったりするので注意です。, ちなみに、どんどん選択肢によって世界が分岐していって、どれも消えずに存在しているといういわゆるパラレルワールドの設定の映画も多くあります。, こういうことを考えると、結構話が複雑なのにもかかわらず、大人から子供まで楽しめる『バックトゥザフューチャー』は偉大ですね。, タイムトラベル映画は、もちろんすべてが過去に戻って現在を救うみたいな話ではありません。いままで紹介してきたものと少し違うんですがおすすめのものに、『ミッドナイト・イン・パリ』があります。, 『アニー・ホール』『ハンナとその姉妹』などのウディ・アレン監督が、パリを舞台に撮り上げた幻想的なラブコメディー。1920年代のパリを敬愛する主人公がタイムスリップし、自分が心酔してやまないアーティストたちと巡り合う奇跡の日々をつづる。社交性に欠ける主人公を、『ダージリン急行』のオーウェ ン・ウィルソンが熱演。彼の婚約者を、『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスが好演する。第84回アカデミー賞作品賞ノミネートのしゃれた物語に 酔いしれる。, 昔のパリがとにかく好きな主人公が、1920年代のパリにタイムスリップしてしまうという話です。, この映画ではパリのきれいな町並みが特徴的で、映像を楽しむことができます。また、コメディ要素も多々あり、1920年代にタイムスリップした主人公がヘミングウェイに会った時の, 今まで紹介した映画と異なり、タイムトラベルして世界を救ったりしませんし、タイムトラベルする理屈も何もありません。, 実際の世界ではタイムトラベルなんかなく、過去をいくら悔やんでも変えることはできないので、ただタイムトラベルをしましたみたいな映画は「で、それが何?」で終わってしまうのですが、ここで今回挙げた映画は他の要素と絡み合ってすばらしい作品になっています。, ピクサー映画『ファインディング・ドリー』にレズビアンカップルが登場すると話題になっているらしい, ジェニファー・ローレンス主演映画『JOY/ジョイ』は絶対に日本公開するべきだと思う, yusuke-to-yondekudasai ここで『オール・ユー・ニード・イズ・キル』について知らない方のために簡単に説明をさせてもらいます。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』とは、桜坂洋先生が書いSFライトノベル『All you need is kill』を原作にした映画です。日本のSFライトノベルを実写化したものです(大事なことなので強調させてもらいました)。 あらすじ:外宇宙からの侵略者「ギタイ」の侵攻によって、人類は滅亡の危機に陥っていた。人類は国家 … オール・ユー・ニード・イズ・キル 特集第2弾 「何回死んでも、君を守る」今度のトム・クルーズは……何度も死ぬ! SF映画ではもはや定番となりつつも、下手すると根幹をなす設定が破たんしかねない「タイム・トラベル」という題材。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は「タイム・トラベル」をメインに、シンプルな描写とありそうでなかった斬新な展開で主人公ケイジの成長を描いた作品です。, 今回は、そんな作品のラストシーンの展開について。もしかすると本編未視聴の方がいるかもしれないので、未だここで具体的な展開は書きませんが……(未視聴の方は即刻で本ページを閉じ、財布を握って近所のTSUTAYAもしくはGEOに走りましょう), あれは決してご都合主義のハッピー・エンドではなく、一度見ただけではわからないであろう理屈が背景にしっかりと構築されていると思いました。今回は、そんな考察を記事にまとめてみましたよ(しかしあのラスト・シーンに至るまでの理屈の思考に累計何時間費やしたことか……), ここで『オール・ユー・ニード・イズ・キル』について知らない方のために簡単に説明をさせてもらいます。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』とは、桜坂洋先生が書いSFライトノベル『All you need is kill』を原作にした映画です。日本のSFライトノベルを実写化したものです(大事なことなので強調させてもらいました)。, あらすじ:外宇宙からの侵略者「ギタイ」の侵攻によって、人類は滅亡の危機に陥っていた。人類は国家間の垣根を超えた「統合防衛軍」を結成、兵士たちは「パワード・スーツ」を着用してギタイと壮絶な死闘を繰り広げる。そんな中、ギタイのせん滅作戦に強制参加させられた軍の報道官ウィリアム・ケイジは特別なギタイを殺し、その血をあびたことから「時間を巻き戻す能力」を手に入れる。彼はその能力で同じ一日を何回も生きることになるが、そんな中で驚愕の真実を……といった感じ。, この主人公を、ハリウッドの大スターであるトム・クルーズが演じるわけですが……最初は超ヘタレです。どんな姑息な手段を使ってでも戦場送りを免れようとし、初めての戦場ではモタモタと動き回ってあっけない死を迎えます。あのトム・クルーズが、彼のイメージに似合わない役による珍しい展開なんですよ!, その後、「時間を巻き戻す能力」で死ぬたびに同じ一日をはじめから生きることになった彼。ひたすら戦場に出向いては死に、どうやったら死なないかという行動を頭に叩き込むハメになります。, いわゆる「ループもの」ながら、それを逆手にとった展開であり、ゲームのごとくセーブポイントからやり直すという行為を現実でやっているんですね。死んだ後いちいち最初から描いていたら尺が足りないですから、前回死んだところの直後からまたスタート、と編集のジェームズ・ハーバードさんがとても良い仕事をしており、飽きずにテンポよく映画を見進めることができます。, 途中で、ある事情から「重傷を負ったら、ループ能力を失わないために潔く死ぬ」というルールが追加されます。重症で「待って、まだ頑張れるから!ちょ、まっ」と這いつくばる主人公の頭に、戦友のリタが容赦なく銃弾をぶち込むのはもはやコメディ。, とはいえ、そんな中で文字通り何百回も戦場を潜り抜けてきた(そしてそのたびに死んでいる)主人公が、成長し、面構えや風格が最初のころから圧倒的に変わっていくのも見どころ。肉体そのものは初期からずっと変わっていないはずなのですが、中身が変わるとこうも変化が目に見えるのでしょうか……(仲間たちが「アイツ本当に初戦か?」とあっけにとられるシーンはニヤリものです), ギタイ……地球外生命体であり、侵略生物。非常に俊敏・凶暴・協力、素人だと一瞬でその触手?で体を貫かれる。「体液(主に血液)を浴びると、ギタイとしての特性や能力が移る」という性質がある。, ドローン……オレンジ色の個体で「ザコ」ポジション……というものの、一体でもメチャメチャ強い。たった一体始末するのにかなりの労力(と犠牲)を要する。それこそ無限に湧いて出てくるからやっかいである。, アルファ……ギタイの中でもレアな種であり、アルファが死ぬと後述のオメガが感知し、オメガの能力であるタイム・ループが自動的に発動する。, アルファの能力は「死ぬと時間が巻き戻る」と説明している人もいますが、僕は「死ぬと(オメガが自動的に)時間を巻き戻す」と思っています。, オメガ……全ギタイのボスであり、唯一の頭脳。言い換えればオメガ以外のギタイは全てドローンである(アルファは不明瞭)。よってオメガはギタイ達を通して戦況を見、考え、指令を出している。たった一つしかない中枢のオメガの死=全ギタイの死である。「時間を巻き戻す能力」=「タイム・ループ能力」を持っている。これは上級ギタイのアルファが殺されると自動的に, あるいは自分の意志で発動する。これにより、ギタイは自分たちに不利な状況を幾度となく「なかったことにしてきた」と思われる。, ラスト:オメガを殺した後、ケイジはその血液を浴びた途端、今まで目覚めていたポイントより更に前のポイントで覚醒し、さらになぜかその時点でギタイが全滅していた……彼にとっては仲間たちも死なずに全員生きていることになり、恋仲にもなりかけたリタと何百回目あるいは何千回目の初対面を果たし、ケイジの笑顔で物語は幕を閉じる。, 以上、僕なりの本映画のおさらいでした。以降は、タイム・ループ能力の考察、そしてストーリーを追いながら考察を絡めていこうと思いますね。, タイム・ループ……オメガのみが持つ特殊能力。それはアルファ、もしくはオメガ自身の肉体が死ぬと自動的に時間を巻き戻す事。これにより、「これから○○すると失敗して死んじゃうから△△しよう」というゲームでしかできないような行為が、現実で可能となる。当然、タイム・ループしている本人以外は普通に時間を過ごしているので、タイム・ループが起こったことすら認識できない。, ここで、僕の解釈はループ能力とは「自分以外の世界全ての時間を巻き戻す」という壮大なモノではなく、「過去のある時点まで、自分の意識を転送する」というものです。ある時点とは、, ここで重要なのが、タイム・ループには「主導権」というものが存在すること。「主導権」を有していれば、タイム・ループをしてもそれまでの記憶をすべて保ったままでいられる。逆に「主導権」を有していなければ、前述の通りそもそもタイム・ループが起こったことすらわからず、ループによる介入になされるがまま……。, 基本的に、この「主導権」はギタイ側が持っており、それによって統合連合軍との戦いで様々な失敗を数え切れないほど経験してきた事でしょう。失敗するたびにオメガはその経験を持ったまま過去に(自分が覚醒した時点まで)さかのぼり、戦局を幾度となく覆してきました。そして、オメガは最終的に連合軍を全滅させる罠を仕掛けることに成功します。, しかし、ここで想定外の事態!人間のケイジが、アルファを殺し、その血液を浴びたことにより、タイム・ループの「主導権」を得てしまいます。これにより、タイム・ループは彼の死によって自動的に発動され、「主導権」はギタイ側には無いため、オメガ側には、ループが自分たち以外の手によって起こっているという事すらもわからないのです。また、ケイジが死ぬたびに目を覚ますポイントは、なぜ手錠をかけられて基地で目を覚ますところなのか。アルファから能力を移されたことから、アルファが覚醒した時点に最も近い、自分が意識を取り戻した時だから、と思われます。, ただし、途中でなぜかオメガが人間側にタイム・ループの「主導権」が渡っていることに気付きます。これは、タイム・ループ自体はオメガが行っている、という事を考えると、おそらくタイム・ループはオメガの肉体に負担をかけるのだと思われます。人間で例えると、タイム・ループを行うたびに右足が筋肉痛になる、という具合でしょうか。, オメガは、自分が認識している限りはアルファすら死んでいないのに、なぜかタイム・ループによる疲労がたまっている事から、自分たちギタイ以外の何者かにより、ループの「主導権」を奪われていることに気付くのです。その人間にはギタイの特性も多少は移っていることから、「自分(=オメガ)がいる場所のヴィジョン」を見せることにします。しかしこれはウソのヴィジョンであり、実際はアルファとドローン等の部下を待ち伏せさせておいて、一旦人間を生け捕りにする算段です。血液を浴びると能力が移る、という特性から、生け捕りにしたケイジから血液を奪って能力と「主導権」を奪還するつもりだったと推測されます。, しかし、実際にはケイジの機転により失敗。あろうことか、ギタイを研究して作ったメカにより、オメガの真の居場所を逆探知されてしまいます。なお、この後すったもんだあってケイジは輸血されることによってタイム・ループの能力を失い、絶対に失敗できない状況に追い込まれます。ケイジがループ能力を失う→「主導権」はギタイに戻ったことで、アルファやオメガを殺したとしても、こちらの動きを読まれて全滅に追い込まれるのは時間の問題だからです。, ケイジは戦友のリタ、半信半疑気味のJ分隊と共にルーブル美術館に殴り込みをかけます。最終的に、ケイジは水中でアルファに腹を刺されつつも、オメガの爆殺に成功。なお、オメガは肉体がやられたのでタイム・ループが発動して意識が過去に転送、「主導権」も有しているのでこれで完全に万事休すかと思いきや……, ここでまたもや想定外の事態。水中故、流体であるオメガの血液がケイジに接触、まとわりつき、次の瞬間。ケイジはいつも目覚めていたポイントより前のポイントで目覚めます。この時、血液を浴びると能力が移る、というギタイの性質により、死を迎える直前にケイジは土壇場で「主導権」を獲得したと考えられます。, オメガはだくだくと流血しつつ、過去に意識が転送されます。しかし、途中で「主導権」を奪われたことでその記憶や意識の引継ぎが打ち切られ、転送先である過去で完全なる死を迎えたのでしょう。一方でケイジは全ての記憶を保ったまま、オメガが覚醒した時点に一番近い、自分が覚醒する時点(それが映画冒頭でも描かれたヘリの中)で目覚めることとなります。前述の理屈で、オメガは死亡したのでそれに伴ってギタイは全滅、結果として仲間も全員生きているというハッピーエンドを迎えることとなったのです。, 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』はRotten Tomatoes(映画批評家たちによる評価をまとめたサイトで、辛口なことで有名)では、91%という高評価を得ている作品です。同じ時間を繰り返し生きる、手塚治虫の『火の鳥』でも描かれた呪いのような宿命を、観客を飽きさせずに着実にストーリーを進めていった今作。, ・原題はLive Die Repeat and Repeat(一作目のキャッチコピーから発展したもの), ・一作目の監督を務めたダグ・リーマン曰く「続編であり、前日譚」「続編の作り方に革命を起こす」, 元々本記事の執筆に至ったのも、「続編製作計画が始動した」というニュースと、ラストシーンで感じていた疑問が合わさったことによるものでした。その記事によって自分の中の理解もしっかりと固まったので、もう安心して続編を迎えられます……, the-Writerさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか?, Powered by Hatena Blog

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