&=\frac{U(T;X) - W_\mathrm{max}\bigl(T;X\to X_0(T)\bigr) }{T} endstream endobj 801 0 obj <>/Metadata 50 0 R/PieceInfo<>>>/Pages 47 0 R/PageLayout/OneColumn/StructTreeRoot 52 0 R/Type/Catalog/LastModified(D:20070925144259)/PageLabels 45 0 R>> endobj 802 0 obj <>/Font<>/ProcSet[/PDF/Text]/ExtGState<>>>/Type/Page>> endobj 803 0 obj <> endobj 804 0 obj <> endobj 805 0 obj <> endobj 806 0 obj <> endobj 807 0 obj <> endobj 808 0 obj <> endobj 809 0 obj <>stream 基準点$(T^*;X^*)$と断熱準静操作$(T^*;X^*) \overset{\mathrm{aq}}{\leftrightarrow} (T;X)$で結ばれる,任意の状態$(T;X)$を1つ固定する., いま, 示量性 示強性 T= ΔQ ΔS ‹ g ... 仕事(エネルギー)を取り出すことができる。 ΔH = ΔG + TΔS 有用な仕事として、取り出す ことができるエネルギー 利用しなければ、熱として系外に 放出される。(熱エントロピーが 増大することになる。) 完全に利用すれば、エントロピ ーは増大しな … 2-1. 等温定圧アンサンブル 0000199160 00000 n =W_{\mathrm{max}}(T;X_1\rightarrow X_2) 示量性を持つか示強性を持つかにより、状態量すなわち状態変数は示量変数 (extensive variable) と示強変数 (intensive variable) の2種類に分けられる。 &\Leftrightarrow \frac{N_1}{V_1}=\frac{N_2}{V_2} 0 &=W_\mathrm{max}(T;X_1\to X_2) - Q_\mathrm{max}(T;X_1\to X_2) \\ &=W_\mathrm{ad} \bigl((T;X_1) \to (T;X_2) \bigr)\\ 840 0 obj <>stream \end{align}である.よって,$F[T;X_0(T)]=0$.//, 【導出】 0000011678 00000 n 【関連記事】, さらに,準静的操作は「極限的操作」なので,もとの準静的操作を逆にたどれば準静的操作になる(「逆向きにたどるときはもっとゆっくり操作することが必要」などとはならない.すでに極限を取っているため.)., 【注】2章で「等温環境での平衡状態は,環境の温度と示量変数の組で完全に決定される」としているので,(断熱壁を用いない場合)温度を一定に保ったまま示量変数を逆向きに操作することが,「状態を逆向きにたどっている」ことに相当する.途中で断熱壁を用いている場合(断熱準静操作)については,後で出てくるように温度が示量変数の連続関数となる(一価性/経路に依存しないことも仮定?)ことから,やはり示量変数を逆向きに操作することが「状態を逆向きにたどっている」ことに相当する., 【証明②】 800 41 0000014445 00000 n \end{align}である., 等温準静操作(7.50) \begin{align} グランドカノニカルアンサンブル や仕事. 熱力学を勉強していると、熱力学的な平衡状態にあるときの系の状態は、互いに独立は状態量の組(状態変数)によって決まっているという書き方をされている解説が多いです。, この記事を読み終わる頃には「示量変数、示強変数、相加性」が区別できて、明確に違いを認識した上で熱力学を学習できるはずです。, 熱力学的な平衡状態にあるときの系の状態は、互いに独立は状態量の組(状態変数)で書けます。, 熱力学的な状態とは「今、なんかあったかい感じ・・・・」みたいなふわっとしたものではなく、「温度は10℃!」「圧力は110kPa」「体積は20L」などビシッと熱力学で決められた量で表現できる状態のことを言います。, これらの状態量が互いに独立に変化するものではなく、状態量には一定の関係性というのがあります。(追々、熱力学の記事を書きながら紹介していきます)。, 均一で単成分な物質を例にとると、独立に変化する状態量は2つだけなので、状態量を2つ決めてしまえば残りの状態量は全て定まってしまいます(後半に事例を紹介します)。, だから熱力学を勉強したであれば、あまり深く考えず(多成分や不均一な系などは考えることがないので)、今考えている系に対してはどの2変数を使うと考えやすいかな?・・・, ここで、本題に入っていくのですが、上に挙げた状態量は「示量性」「示強性」のどの性質を持っているかのでしょうか?, こちらの書籍にあるように、状態量の「示量性」「示強性」は熱力学では本質的な違いがあります。 熱を考えると示強変数である温度で熱力学の話を進める場合が多いのですが、それでは「3重点で破綻」します。, — カマキリ@物理ブログ書いている (@t_kun_kamakiri) 2020年3月12日, 熱力学では「相加変数(示量変数)だけを基本的な変数」とする姿勢で話を進めるのが自然である・・・とされていますが、, 詳しくは述べることができないですが、状態量の「示量性」「示強性」の区別くらいはしておきましょう・・・・というのが本記事の内容です。, 相加性というのは、マクロな物理量(適当な状態量を\(X\)とおく)が、複数の容器に分割された際の一つの部屋の物理量\(X_{i}\)が以下のように書ける場合のことを言います。, 任意の実数\(\lambda\)に対して、系全体を\(\lambda\)倍すると同じように\(\lambda\)倍される量を示量的と言います。, マクロな状態量\(X\)を「\(\lambda\)分の1」の部分系の状態量\(X_{i}\)との関係を考えます。, 例えば、全体の体積\(V\)に対して部屋を\(\lambda\)分割した際の一つの部屋の体積\(V_{i}\)に対して以下が性質する場合、状態量は示量性があると言います。, しかし、不均一の場合(例えば密度が空間的に一定ではない場合に)相加性が成立していても、示量性が成り立つとは限りません。, この時、物質量(粒子数)に対して相加性はあっても示量性となっているわけではありません。, 熱力学のほとんどの内容は、均一の場合を扱うので「相加性と示量性」を区別して考えることが少ないですが、念のために相加性と示量性は違うということを認識しておきましょう。, 簡単に言ってしまえば、全体の体積\(V\)に対する状態量と部屋を\(\lambda\)分割した際の一つの部屋に対する状態量は同じであるという意味です。, 示量変数と違って、示強変数は部分系(1ひとつの部屋)を定数倍したからといって系全体が定数倍されるわけではありません。, 温度\(T\)の容器を6分割したからって温度\(\frac{T}{6}\)になるわけではないですし、温度\(T_{1}\)の気体と温度\(T_{2}\)の気体を混ぜたからと言って、\(T_{1}+T_{2}\)になるわけではないです。, 均一で単成分な物質を例にとると、独立に変化する状態量は2つだけなので状態量を2つ決めてしまえば残りの状態量は全て定まってしまいます。, 体積\(V\)は示量変数なので、比体積として\(v=\frac{V}{n}\)とおきます。, そうすると変数は\(p,v,T\)の3つですが状態方程式という式が1つあるために、熱力学的な状態を定めようと思ったら3つの変数のうちのどれか2つが分かればよいというのがわかります。, このように熱力学では「圧力、温度、体積、内部エネルギー、エントロピー、エンタルピー」などいろいろな状態量が出てきますが、結局それらは互いに独立ではなく一定の関係性をもっているのです。. \end{align}において$X_1=X$,$X_2=X_0(T)$とすれば 800 0 obj <> endobj モル熱容量 ( = CP/n) が定義されます。, これらの 「モル何とか」は、(系の大きさが変わっても変わらない量なので) 示強性となります。, このあと出てくる新しい物理量、例えば 内部エネルギー U とか、エントロピー S とかを理解するためには、まずそれが「示量性」なのか「示強性」なのかが、理解するうえでのカギになります。 体積)とできないもの(ex. 0000008656 00000 n $(T;X) \overset{\mathrm{a}}{\to} (T^\prime;X^\prime)$は可能であることがわかっている., 1. F[T;X] - F[T;X_0(T)] &=W_\mathrm{ad} \bigl((T;X)\to(T^*;X^*)\bigr)\\ W&=\int_{V}^{V^\prime} p(T(\tilde{V});\tilde{V},N) \,\mathrm{d}\tilde{V} \\ yt�#â&�u���(��`�q�X@q�� J�� �PVR6i`�g � f�9̦aF1��-j&C(�!8#�X�viU 6��22�d:`� ��,�����*���6��%l���@�2 � &U(T;X_1)-U(T;X_2)\\ 0000012239 00000 n 0000007334 00000 n &U(T;X_1)-U(T;X_2) \\ 0000001926 00000 n startxref 0000016133 00000 n 式(3.27) (ちなみに U、S ともに「示量性」です。それぞれ、モル当たりの量 モル内部エネルギー , モルエントロピー という量も定義され、これらの「モル~」は示強性の量となります。). 示量性 (しりょうせい、 extensive property) と示強性(しきょうせい、 intensive property )は状態量の性質の一つである。 示量性を持つか示強性を持つかにより、状態量すなわち状態変数は 示量変数 ( extensive variable ) と 示強変数 ( intensive variable ) の2種類に分けられる。 $(T^*;X^*) \overset{\mathrm{a}}{\to} (T^\prime;X^\prime)$が成り立つ場合 0000015325 00000 n 0000189562 00000 n &=\frac{U(T;X)-F[T;X]}{T} \\ 'http':'https';if(!d.getElementById(id)){js=d.createElement(s);js.id=id;js.src=p+'://coconala.com/js/coconala_widget.js';fjs.parentNode.insertBefore(js,fjs);}}(document,'script','coconala-wjs'); (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 大学学部レベルの物理の解説をします 大学初学者で物理にお困りの方にわかりやすく解説します。. 0000199392 00000 n x�b```b``�f`c`Ldb@ !�GX���8���ss7���.���! 0000199800 00000 n W. は状態変数ではない。また状 態変数には、 示量変数(extensive variable):その変数が量に依存し、いわゆる流量もしくは変位量としてイメ-ジ できるもの。 示強変数(intensive variable):その変数が時空における位置において確定し、高低としてイメ-ジで S^* 等エンタルピー-定圧, 示量性 (しりょうせい、extensive property) と示強性(しきょうせい、intensive property)は状態量の性質の一つである。, 示量性を持つか示強性を持つかにより、状態量すなわち状態変数は示量変数 (extensive variable) と示強変数 (intensive variable) の2種類に分けられる。, 均一系の状態量は相加性ならば示量性となるが、部分系ごとにその量の密度が異なる不均一系の場合には相加性であっても示量性とはならない。しかし熱力学では部分系として均一なものを取ることが普通であり、部分系においては相加性と示量性が一致するようにできる。従って、相加性と示量性は区別しない流儀の方が多い。, 示量性(相加性)を持たない状態変数を示強変数という。示量性状態量と示強性状態量の中には、体積と圧力のように互いに掛け合わせるとエネルギーの次元をもった示量性の量となるものがある。このような関係を(互いに)共役な関係または双対な関係と言う。, 藤原邦男;兵頭俊夫「熱学入門―マクロからミクロへ」東京大学出版会(1995/06), http://www.phys.keio.ac.jp/faculty/saito/saito-html/13thdyn.pdf. \begin{align} グランドカノニカルアンサンブル 0000002928 00000 n 0000000016 00000 n 2-2. \begin{align} 0000202494 00000 n 0000003360 00000 n POINT 示量性と示強性の定義. 示量性と示強性を用いた計算テクニック. 示量性関数の示量変数による導関数は示強変数になる. 記法は文献[1]に従います. 【関連記事】 【読書メモ】熱力学(田崎晴明) - Notes_JP 示量性 示強性 テクニック 参考文献 / 記事 示量性示量性 (extensive prope… $(T^\prime;X^\prime) \overset{\mathrm{a}}{\to} (T^*;X^*)$が成り立つ場合, 断熱準静操作$(T;V,N) \overset{\mathrm{aq}}{\to} (T^\prime;V^\prime,N^\prime)$で系が外界にする仕事は \begin{align} 示量性 (しりょうせい、 extensive property) と示強性(しきょうせい、 intensive property )は状態量の性質の一つである。. 教科書 (p.670)には、「系の大きさに比例するのが示量性変数(extensive variable)」、「系の大きさに比例しないのが示強性変数(intensive variable)」、とあります。. 相加変数 「示量性」「示強性」の前に、相加性についての話をします。 相加性というのは、マクロな物理量(適当な状態量を\(X\)とおく)が、複数の容器に分割された際の一つの部屋の物理量\(X_{i}\)が以下のように書ける場合のことを言います。 - \int_V^{V^\prime} \frac{\partial U}{\partial \tilde{V}} \,\mathrm{d}\tilde{V} \\ 0000043863 00000 n 0000013094 00000 n 組み紐(英語版), カノニカルアンサンブル 0000003938 00000 n <<9E409644C98EA744BEE6A7345A042A27>]>> 0000011974 00000 n 0000003803 00000 n \end{align}であった., 一方で,今考えている断熱操作ではエネルギー保存則(4.20)から \begin{align} POINT 示量性と示強性の定義. 示量性と示強性を用いた計算テクニック. 示量性関数の示量変数による導関数は示強変数になる. 記法は文献[1]に従います. 【関連記事】 【読書メモ】熱力学(田崎晴明) - Notes_JP 示量性 示強性 テクニック 参考文献 / 記事 示量性示量性 … 大学学部レベルの物理の解説をします 大学初学者で物理にお困りの方にわかりやすく解説します。!function(d,s,id){var js,fjs=d.getElementsByTagName(s)[0],p=/^http:/.test(d.location)? 0000009103 00000 n \end{align}であるから, $(T^*;X^*) \overset{\mathrm{a}}{\to} (T;X)$が成り立つ場合 0000002185 00000 n 0000014036 00000 n 重要事実の列挙,ロジックの補完,気になった計算 $(T;X) \overset{\mathrm{a}}{\to} (T^*;X^*)$が成り立つ場合 \end{align}となる.よって,$S(T^\prime;X^\prime)=S(T;X)=S^*$となっている.//, また,このとき &=p_\mathrm{v}(T)\bigl[V_\mathrm{G}(T;N) - V_\mathrm{L}(T;N) \bigr] \\ 2. U(T;X) &=S(T^*;X^*) - S(T^*;X^*) \\ \begin{align} &=0 \begin{align} 0000004207 00000 n %%EOF 組み紐(英語版), カノニカルアンサンブル \end{align}がわかる.以下,本文と同じ.//, 【解説】 0000190076 00000 n &=S(T;X) \\ \end{align}であるから, \end{align}において 自分なりに解釈を加えたメモ. 熱力学とは何か 2. (T;X_1)\overset{\mathrm{iq}}{\to} (T;X_2) 0000001138 00000 n &=-\frac{T}{cV} S(T^\prime;X^\prime) - S(T;X) &=W_{\mathrm{max}}(T;X\rightarrow X_0(T)) \\ 以下で示量性と示強性の状態関数を考えていきましょうl。 示量性状態関数 ・エンタルピー・エントロピー・ギブズエネルギー ・体積 ・質量(ちなみに質量と重量の違いはこちらで解説しています) ・物質量 ・内部エネルギー . - Q_\mathrm{max}(T;X_1\to X_2) W&=-\int_T^{T^\prime} \frac{\partial U}{\partial \tilde{T}}\,\mathrm{d}\tilde{T} 0000014194 00000 n x���1 0ð4\{\w�C"`�'M�-�j�~��~��� Y 6 xref &V_1=(N_1/N_2)V_2 \\ \begin{align} 0000065085 00000 n 6|V����T � *� sפ^��$�$b�r�눅.K9 物質量)がある., 状態とは,「示量変数へのあらゆる力学的操作(からなる集合)」から「操作で外界が得る仕事」へのmapping.したがって,この対応が全て等しければ同じ状態., 平衡状態は,環境の温度と示量変数の組で完全に決定される(十分多くの示量変数を集めれば,上の意味での「状態」が決定できるという要請)., Kelvinの原理から:等温準静サイクルが外界に行う仕事=0(結果3.2)からわかる., 最大仕事=等温準静過程が外界に行う仕事.上の事実から,はじめと終わりの示量変数(=平衡状態)を指定すれば決まる., Helmholtzの自由エネルギーは,最大仕事のポテンシャルエネルギーに相当するもの(はじめと終わりの示量変数(=平衡状態)で最大仕事が決まることからwell-defined)., 上のHelmholtzの自由エネルギーの定義から,圧力$p$とは\begin{align}F[T;V,...]=\int^V -p(T;V^\prime,...)\,\mathrm{d} V^\prime\end{align}という関係で結ばれる.よって,\begin{align}p=-\frac{\partial F}{\partial V}\end{align}である., 圧力$p$を$T,V,N$の関数として表したものを状態方程式という.状態方程式は熱力学の枠外で決定される., 「等温操作」とは,最初と最後の系が(断熱壁を介さずに)温度$T$の環境に置かれている操作.途中で系の一部や全部を断熱壁で囲んでも良い., 「等温準静操作」は,操作の途中で系が平衡状態にある操作.ここで,「平衡状態」は「等温環境での平衡状態」と「断熱系の平衡状態」のどちらもあり得る.つまり,等温準静操作」の途中では未定義の「断熱準静操作」が含まれてることになる., 断熱壁で覆う操作はいつでも準静的,断熱壁を取り去る操作が準静的⇔「系の温度=環境の温度」., 「着目している示量変数は自由に操作できる」と仮定されている.したがって,示量変数を逆向きに変化させることも可能., 示量変数を変化させることさえできれば,それを準静的に行うことも可能(示量変数をゆっくり時間変化させればよい)と仮定されている., 断熱操作では,示量変数は自由に操作できるが,温度は系が操作に応じて自動的に決める., 示量変数を固定したまま,温度を任意に上昇させる断熱操作が存在する.この操作で系は外界に負の仕事をする., エネルギー保存則:断熱操作で外界が得る仕事(断熱仕事)は,操作のはじめと最後の平衡状態だけ決まる(実験事実)., 内部エネルギーは,断熱仕事のポテンシャルエネルギーに相当する(断熱仕事の存在と,エネルギー保存則からwell-defined)., $T_1 < T_2 \Rightarrow U(T_1;X) < U(T_2;X)$, Carnotサイクルは,温度が$T$, $T^\prime$の2つの環境での等温準静操作と,$T\leftrightarrow T^\prime$間をうつる2つの断熱準静操作からなる., $(T_1;X_1) \overset{\mathrm{aq}}{\leftrightarrow} (T_2;X_2)\Leftrightarrow S(T_1;X_1)=S(T_2;X_2).$, $T_1 < T_2 \Rightarrow S(T_1;X) < S(T_2;X)\quad(\text{for all } X).$, \begin{align}C_\mathrm{V}(T;X)=\frac{\partial U(T;X)}{\partial T}=T\frac{\partial S(T;X)}{\partial T}\end{align}, 可逆・不可逆は,途中操作については何も指定しない.断熱操作における始終状態が同じか否かだけをいっている., $(T_1;X_1) \overset{\mathrm{a}}{\to} (T_2;X_2)$が可能$\Leftrightarrow S(T_1;X_1) \leq S(T_2;X_2)$., 【要請】等温操作$(T;X_1) \overset{\mathrm{i}}{\to} (T;X_2)$が可能なら,等温準静操作$(T;X_1) \overset{\mathrm{iq}}{\to} (T;X_2)$が可能., 【要請】等温準静操作$(T;X_1) \overset{\mathrm{iq}}{\to} (T;X_2)$が可能なら,逆向きの等温準静操作$(T;X_2) \overset{\mathrm{iq}}{\to} (T;X_1)$が可能., 広義の等温操作で,示量変数を動かさないもの$(T_1;X) \overset{\mathrm{i^\prime}}{\to} (T_2;X)$は外界に仕事をしない., 【要請】$(T_1;X_1) \overset{\mathrm{a}}{\to} (T_2;X_2)$が可能なら,断熱準静操作$(T_1;X_1) \overset{\mathrm{aq}}{\to} (\color{red}{T^\prime_2};X_2)$が可能($T_2=\color{red}{T^\prime_2}$とは限らない.等温操作の場合は,等温準静操作でも終状態が全く同じになることに注意.)., 【要請】断熱準静操作$(T_1;X_1) \overset{\mathrm{aq}}{\to} (T_2;X_2)$が可能なら,逆向きの断熱準静操作$(T_2;X_2)\overset{\mathrm{aq}}{\to}(T_1;X_1)$が可能., 【要請】任意の$T,X$と$T^\prime(>T)$に対して断熱操作$(T;X) \overset{\mathrm{a}}{\to} (T^\prime;X)$が存在し,$W_\mathrm{ad} \bigl((T;X)\to(T^\prime;X)\bigr) < 0$., 【結果】$(T_1;X_1) \overset{\mathrm{a}}{\to} (T_2;X_2)$が可能なら,任意の$\color{red}{T^\prime_2}$に対して$(T_1;X_1) \overset{\mathrm{a}}{\to} (\color{red}{T^\prime_2};X_2)$か$(\color{red}{T^\prime_2};X_2) \overset{\mathrm{a}}{\to}(T_1;X_1)$の少なくとも一方が可能., 【要請】任意の$(T_1;X_1)$と$T_2$に対して,$(T_1;X_1) \overset{\mathrm{aq}}{\leftrightarrow} (T_2;X_2)$となる$X_2$が存在(式(5.12), 問題5.2).これがないと,任意の温度間でのカルノーサイクルがつくれない.. &=p_\mathrm{v}(T)\bigl[V_\mathrm{G}(T;N) - V_\mathrm{L}(T;N) \bigr] - W_\mathrm{el} \end{align}である., 以上2式から,$W_\mathrm{el}=Q_\mathrm{max}(T;X_1\to X_2)$となる.//, 熱力学は平衡状態から平衡状態への移行過程が非平衡であっても厳密に適用できるが,統計物理学はそうはいかない., 普遍的な構造(それだけで閉じた理論)と,それら理論同士の繋がり(閉じた理論から,もう一つの閉じた理論へ移行する方法)が重要., 還元主義は「閉じた1つの理論が全てを包含する」という考え方.他の閉じているように見える理論は,全てを包含する理論の近似とみなす(閉じているとはみなさない)., 示量変数には,力学的な手段で制御できるもの(ex. endstream endobj 839 0 obj <>/Size 800/Type/XRef>>stream \end{align}の2通りで表せる.よって, 等温定圧アンサンブル s�iF� kjd��4X���"T$��N��-�8 等エンタルピー-定圧, 示量性 (しりょうせい、extensive property) と示強性(しきょうせい、intensive property)は状態量の性質の一つである。, 示量性を持つか示強性を持つかにより、状態量すなわち状態変数は示量変数 (extensive variable) と示強変数 (intensive variable) の2種類に分けられる。, 均一系の状態量は相加性ならば示量性となるが、部分系ごとにその量の密度が異なる不均一系の場合には相加性であっても示量性とはならない。しかし熱力学では部分系として均一なものを取ることが普通であり、部分系においては相加性と示量性が一致するようにできる。従って、相加性と示量性は区別しない流儀の方が多い。, 示量性(相加性)を持たない状態変数を示強変数という。示量性状態量と示強性状態量の中には、体積と圧力のように互いに掛け合わせるとエネルギーの次元をもった示量性の量となるものがある。このような関係を(互いに)共役な関係または双対な関係と言う。, 藤原邦男;兵頭俊夫「熱学入門―マクロからミクロへ」東京大学出版会(1995/06), http://www.phys.keio.ac.jp/faculty/saito/saito-html/13thdyn.pdf, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=示量性と示強性&oldid=79901129. &=NR\int_{V}^{V^\prime}\frac{T(\tilde{V})}{\tilde{V}}\,\mathrm{d}\tilde{V} \\ 0000007609 00000 n &=F[T;X]\quad(\text{定義式(3.23)}) &=-W_\mathrm{ad} \bigl((T^*;X^*)\to (T;X)\bigr) 2�O�0{36����Pt���``�PgHl�9�4mb]��*��Q���.03��\]�0�����������j J#�$�`v �/1p�2[We�����4� �'�; 0000002560 00000 n &=cNR(T-T^\prime) 平衡状態の記述 3. 0000007256 00000 n \begin{align} 0000011937 00000 n %PDF-1.4 %���� h�|�I�]�F��o� q A�/2 v���# j5Z���>��{�a���p�b�,뽟���{�����o_��۷����|k_���v���~����q~:�=�������w�������^�/��g������ǟ~�!�������og{���c/ �_��%���������|{��Ǐ��]��O�^��}n��t�����_����)��پ�nG{�^~l������o���h/����Yc�o���lo�~i�����l�7��ޔ�����ޔk�G6&B� '�D:�(����(j̣�. 自分なりに解釈を加えたメモ. 重要事実の列挙,ロジックの補完,気になった計算 【関連記事】 示量性と示強性(熱力学) - Notes_JP 熱力学―現代的な視点から (新物理学シリーズ)作者:田崎 晴明発売日: 2000/04/01メディア: 単行本 1. 0000008522 00000 n 0000001728 00000 n 示強性(しきょうせい)とは。意味や解説、類語。物質や場で、系の状態を表す状態量が、系の大きさに依らない性質。温度や圧力のように、系の大きさが2倍、3倍になっても、状態量が変わらない性質のことを指す。また、このような状態量を示強変数という。⇔示量性。 - goo国語辞 … 0000213132 00000 n (Q�9}�Y���æ��#�$3��V�Pre����&F�L�4�3u��6�'���\��a��1���XȄ�ԝ�Mⲕ��2NBN��#�vf��x�m��:����ejq��@��-28�� \frac{\mathrm{d}T}{\mathrm{d}V}(V) \begin{align} trailer &\qquad\qquad\qquad\qquad\qquad \end{align}が成り立つようにするには,左辺を満たすような$X_0(T)$をとればよい(とれることは仮定)., このとき,断熱準静操作$(T^*;X^*) \overset{\mathrm{aq}}{\leftrightarrow} (T^\prime;X^\prime)$で結ばれる任意の状態$(T^\prime;X^\prime)$を考えると,式(6.6)から 0000010858 00000 n 0000189859 00000 n \begin{align} T&=T^\prime + \frac{1}{c} \int_{V}^{V^\prime}\frac{T(\tilde{V})}{\tilde{V}}\,\mathrm{d}\tilde{V} 0000010001 00000 n 私は、系を半分にしたとき半分になるのが示量性変数!と教えています。 体積 1 L の気体を半分の 500 mL ふたつに分けると・・・ \begin{align} モル体積 ( = V/n) や 0000070340 00000 n 0000004489 00000 n F[T;X_1] - F[T;X_2] Shinshu Univ., Physical Chemistry Lab., Adsorption Group, 教科書(p.670)には、「系の大きさに比例するのが示量性変数(extensive variable)」、「系の大きさに比例しないのが示強性変数(intensive variable)」、とあります。, 本質的には、よく出てくる熱力学量の中では 圧力 P と温度 T のみが示強性変数だと考えてよいと思います。, 体積 V とか 熱容量 CP とかは 示量性の量です。これらの示量性の量を、系の物質量(モル量)で割ることで「1 mol あたりの量」、
中村倫也 雑誌 表紙 最新, コーヒー粉 ドリップ, ルパンの娘2 放送日, とくダネ インフルエンザ かからない 人, くださ り 下さり, 愚行録 監督, 白石麻衣 安田章大 アカン警察,